押井守 宮本武蔵-双剣に馳せる夢-

押井守監督が脚本を手がけたアニメ映画『宮本武蔵-双剣に馳せる夢-』の製作発表が18日(水)、東京国際アニメフェア2009が開幕した江東区の東京ビッグサイトで行われた。

 押井監督とメガホンをとった西久保瑞穂監督、プロダクションI.Gの石川光久社長、主題歌を歌う泉谷しげるが出席。宮本武蔵の記した「五輪書」を新解釈し、武蔵の剣法“二天一流”の本質とは何か、武蔵が目指したものが何かに迫る。石川社長は、「押井さんにお金もうけをしたいと言われ、10時間も粘って話し合ったのにまとまらなかった。なのに翌朝、車の中で10秒くらい話して決まった企画がこの作品。きっとお金もうけの要素を注入してくれたはず」と経緯を明かした。

 これには押井監督も苦笑いで、「石川の言ったことは全部ウソ。僕はそんなことをひと言も話していない」と主張。そして、「吉川英治の描く『宮本武蔵』もほとんどがウソ。僕は、武蔵をただの剣術家ではなくレオナルド・ダ・ヴィンチのような万能な人物だったと解釈して脚本を書いた」と力説した。