日本から発信される文化として、海外でも高く評価されているアニメーションの若手作家を育成しようと、東京芸術大学は来年度から、大学院映像研究科(横浜市)にアニメーション専攻を新設する。
修士課程の2年間で、大学院生一人につき2~3本の作品を製作させるのが目標。文部科学省によると、アニメやマンガを名称にした学部やコースの設置は、国立大学では初めてという。
アニメーション専攻の定員は16人。他の私大などでアニメを学んだ学生や、アニメ産業で働いている社会人らも対象にする。
専任教員は4人で、自作の「カフカ 田舎医者」がカナダのオタワ国際アニメーション映画祭の短編部門グランプリに輝いたアニメーション作家の山村浩二さん、粘土アニメ作家の伊藤有壱さん、映画評論家の出口丈人さんら。大学院生にはコンペなどにも積極的に作品を応募させる方針だ。